はじめに
エクセルには 個数をカウントする関数 が多くありますが、
関数の比較表
個数をカウントする関数の一覧を、下の表にまとめました。
関数名 | (関数のモード) | カウント対象 | 条件の指定 | 備考 | 対応バージョン |
---|---|---|---|---|---|
COUNT | 数値のみ | 不可 | 2010 ~ | ||
COUNTA | 空白セル以外 | ||||
COUNTBLANK | 空白セル、空文字 | ||||
SUBTOTAL | (COUNTモード) | 数値のみ | 不可 ※ | AGGREGATEの下位互換 | |
(COUNTAモード) | 空白セル以外 | ||||
AGGREGATE | (COUNTモード) | 数値のみ | SUBTOTALの上位互換 | ||
(COUNTAモード) | 空白セル、エラー値以外 | ||||
COUNTIF | 条件に応じる | 単一条件のみ | COUNTIFSの下位互換 | ||
COUNTIFS | 複数条件可 | COUNTIFの上位互換 | |||
SUMPRODUCT | |||||
DCOUNT | 数値のみ + 条件に応じてフィルタ | ||||
DCOUNTA | 空白セル以外 + 条件に応じてフィルタ | ||||
FREQUENCY | 数値のみ + 条件に応じて分割 | 複数条件可(分割条件) | 分割条件ごとのカウントを配列で返す |
※ SUBTOTAL と AGGREGATE はフィルタ機能を使用すれば、複数条件を指定したカウントも可能
各関数のカウント対象一覧
カウント対象を視覚化すると下記の通りになります
1表示の条件は、カウントされることを意味します
使い分けの目安
条件設定が不要であれば、
- 数値の個数をカウント COUNT関数を使用
- 文字列の個数をカウント COUNTA関数を使用
が基本になります。
フィルタ機能を使用するのであれば
「文字列をカウントしたいが、